今朝の飛来組、立ち寄り組の出発もあると思ったので、
いつもよりも早い時間にフィル―ド調査を開始。
すると、下流には、8羽のオオハクさんがいました。
よくよく見ると、3羽の幼鳥。
飛来組のライトちゃん一家。
立ち寄り組のハルさん一家だったことがわかりました。
このあと、ライトちゃん一家とハルさん一家は、
ここを飛び立ち、空高く飛び回っていました。
そんな飛んでいる姿を見ると、
ライトちゃん一家のこどもの3月11日に羽をケガして出血したランちゃんも、
ここまで飛べるようになるとは。
まさに奇跡。
そして、一つDuck4がランちゃんのことで気がかりだったこと。
右羽の風切羽が欠損しているのではないか。
それは、3月11日の事故によるものだとDuck4は思っていました。
しかし、白鳥さんをこよなく愛する地元の方の話によると、
「ランちゃんは出血する事故の前。2月にはすでに羽が欠けていましたよ!」
とランちゃんの羽を広げている写真を撮影していたので
わかった事実であります。
話を戻しますが、親鳥も辛抱して子どものランちゃんのために
春の渡りの出発を後らせ、親子で一緒にと思ったからに違いありません。
何度も何度も我が子のために、
飛ぶ練習をした親鳥の子どもランちゃんへの
愛情を感じております。
(ライトちゃん一家と子どもランちゃん🦢)
ところで、上流の水たまりに行くと、
キリちゃんとデコイちゃんが立っていました。
Duck4がキリちゃんに近づいて行っても
キリちゃんは逃げることなく、そばにいました。
(キリちゃん🦢)
キャベツをあげたのですが、
なかなか食べず。
キリちゃんは出発を考えているのかと思いました。
しかし、出発ではなく、周りにハクチョウさんがいたので、
食べるのをためらっていただけでした。
そのあと、キリちゃんは、Duck4の後を追いかけて
食べ続けていました。
右脚の水かきがないのに、毎年、Duck4の定点ポイントで
越冬してくれるキリちゃん。
以前よりも、あの水かきがない右足を杖代わりにして、
上手に歩いているキリちゃんの姿を見て、
キリちゃんは、とても逞しい仔だと思っております。
(右の水かきがないキリちゃん🦢)
「来シーズンも待っているよ!キリちゃん!」と話しかえると
キリちゃんは無言でしたが、たぶんキリちゃん似は
Duck4の言葉が伝わっていたに違いありません。
(追いかけて来てくれるキリちゃん🦢)
ところで、チンさんですが、
大橋でレンコンと配合飼料をあげる食べてくれました。
そこにメイちゃんも来てそばで食べていました。
その後、チンさんは上流の大きな水たまりにやって来ました。
あげようとすると、他のハクチョウさんが来るので、
途中で食べるのを止めるチンさん。
どうやら、チンさんは、食事中に他のハクチョウさんに遠慮して
食べるのを諦めているようです。
今朝は、何度も何度もチンさんは、Duck4の後を追いかけて来ては
食べてくれていました。
(チンさん🦢)
追伸
そばで撮影しても
「シャー!」とは言わずに
ポーズを取ってくれたノンちゃんです。
(ノンちゃん🦢)
(今朝のラインちゃん🦢)
(ハルさん一家の2羽の子どもたち🦢)
帰れない子が幼鳥さんともなると、さらに心が痛みます。親の気持ちは、子供の寂しさはいかほどのものかと考えるだけでこちらも切なくなりますね。
キリちゃん、この冬を経てちょっとふっくらしたように見えました🦢
ういさんへ
こんばんは!
ライトちゃん一家の3月に羽をケガした子どものランちゃんですが、
空高く飛べるようになりました!
早朝、親子で飛び回っていますね!
子どもランちゃんの快復を待って、親子でここを離れる可能性は大になりました!🦢
やはり、キリちゃんは、ふっくらしましたよね!
せっせと、自家製コマツナをキリちゃんだけにあげていたからでしょうか!?🦢