4月30日土曜日朝
チェリーちゃんとミルクちゃんは一緒に行動していました。
この朝、配合飼料とキャベツをちょっと食べたのですが、
あの後、チェリーちゃんは食べてくれませんでした。
気になる、行動の一つとして、
チェリーちゃんは目を閉じるようになりました。
また、頻繁に、水を飲むようになったのでしした。
この時は、何か体への異変の兆候だったのかもしれません。

(チェリーちゃんの食事🦢)
4月30日夕方
チェリーちゃんとミルクちゃんは両者が見える範囲にいました。
そして、チェリーちゃんは、ほとんど動かず、ここに留まっていました。
両目を閉じたままのチェリーちゃん。
ここにいた写真家さんと、「チェリーちゃんの様子おかしいね!」
と話して帰宅しました。

(目をつぶることが多くなったチェリーちゃん🦢)
5月1日朝
チェリーちゃんは、下流の鉄道橋付近の対岸にいました。
下りて待っていると、5分以上もかかってゆっくりと
Duck4のところに泳いで来ました。
配合飼料、キャベツ、玄米をあたえてみたのですが、
全く食べませんでした。
気になる体の異変として、ずっと目を閉じたままでした。
それから、チェリーちゃんは、上流の橋を越えたところを
やはり目を閉じたままゆっくりと泳いでいました。

(朝、目をつぶりながら上流へと泳ぐチェリーちゃん🦢)
5月1日11時30分
チェリーちゃんは中洲付近にいました。
配合飼料と玄米をあげてみたのですが、
全く食べませんでした。
ただ、水を何度も飲んでいるところを確認できました。

(目をつぶって動かないチェリーちゃん🦢)

(水だけを飲むチェリーちゃん🦢)

(チェリーちゃん🦢)
5月2日午前6時
チェリーちゃんは、大橋付近の対岸の浅瀬で座り込んでいました。
「チェリーちゃん!」と呼んだのですが、
全く動こうとはしませんでした。

(呼んでも対岸から動こうとはしなかったチェリーちゃん🦢)
同日7時10分ごろ
再び戻ると、やはり同じ場所から動こうとはしませんでした。
チェリーちゃんは首をあげて、
大きく口を何度も何度も繰り返しておけるようになりました。
息を吸うのも苦しかったのでないかと思われます。
そして、突然、両羽を広げて体を持ち上げようという仕草が見られました。
このとき、ただならぬ異変に気付きました。

(口を大きく開けて羽をついて体を抑えるチェリーちゃん🦢)
同日8時ごろ永眠
急いで帰宅して、また戻って、大橋から見ると、
地面に横たわっていたチェリーちゃんを発見。
現場に急行すると、もうすでに息が絶えていました。
旅立つ20分ほどはとても苦しそうでしたが、
チェリーちゃんは、8時には天国へと旅立って行った後は、
安心しきったのか安らいだお顔をしていました。
(羽で体を支えて大きく口を開けて息をしようとするチェリーちゃん🦢🎞)
この記録を残すのはどんなに辛かったことでしょうか。
この子を最後まで見守ってくださりありがとうございました。
最後の動画は苦しそうで、あんなハクチョウさんの姿を見たことはありませんでしたね。
体を最後まで支えたのは本能で溺死しないようにだからだとか聞いたことがあります。
親と離れて、怪我をして、一羽だけでやってきて。
まだなにもわからないことばかりな、この小さな子が、どうしてこんなことに。
救いはduck4さんと出会ってくれたことです。
この子は最後までひとりではなかった。
救いは必ずそこにあります。
duck4さんお疲れ様でした。
そしてありがとうございました。
まずはゆっくり悲しみを癒やしてください。
ういさんへ
こんにちは!
おしゃるように、チェリーちゃんが生きていた証を記録に残すことにしました!
これで、短い鳥生でしたが、チェリーちゃんへの供養になればと思っております!🦢🦆
チェリーちゃんは今までの様子を見て鉛中毒だったのではないかと思いました。
鉛中毒の典型的な症状に「食事をあまり摂らず水ばかり飲む」というのがあります。
チェリーちゃんのいた川の下流は今はカワウを撃って良いらしいですし、鉛は縦断だけでなく釣り糸についている重石につかわれていることで有名です。
ご飯を消化しようと砂利の重みで押し流すため、砂利に遺物が入っていることが多いのだそうです。
川のゴミ拾いってすごく大切なこですよね。
チェリーちゃんがそうであったかはわかりませんが、他の子のためにもより一層実践したいと思います。
なお、鉛中毒は今は解毒剤があるようです。
まだ辛いと思うのでご報告だけ。お返事は不要ですよ!
広瀬川の例の方が5月1日のチェリーちゃんの写真を送ってくださり様子を教えてくださいました。
チェリーちゃんは5月1日、ほかのハクチョウがいなくなると、その方のところに餌をもらいにきたそうです。決して流れが強いところではなかったのに、チェリーちゃんは流されてコントロールできない具合で、餌を摂ることができなかったそうです。その時その方は何かおかしいな?と感じたそうです。
きっと、ありがとうの気持ちだったのでしょうね。