2015年3月春。
今から5年前のこと。
幼鳥だったアドちゃんは、出血を伴うほどの羽の大けがをしました。
あまりのひどさにもうダメかな。
とあきらめていましたが、不死鳥のように蘇り、
滞在組の一員として満6歳になりました。
時折、「また、飛びたいなあ!」
という欲求と衝動が抑えきれずに、
羽をバタバタさせながら走ることがあります。
左羽は骨折したまま。
でも、オオハクチョウさんとして、片道切符だったものの、
日本まで飛んで来たアドちゃんにとっては、
いつまでたっても大空を飛んだ経験を忘れられずにいるのでしょう。
(羽を広げるアドちゃん!🦢)