この数日の傾向ですが、
今朝も上流から中洲へと、
5羽の滞在組のハクチョウさんたちは、
移動してきました。
最初に、アドちゃん、メイちゃんが、
duck4のそばに来ました。
それから、
ミルクちゃん、チンさん、ティちゃんが来るや否や、
そそくさとメイチャンは去って行きました。
警戒しているようです。
しばらくすると、アドちゃんだけになり、
目の前を独占しました。
一言、
「ク!」とアドちゃんは鳴きました。
何かを欲したい。
ポジティブな心境の時に発する声でした。
でも、この後。
食事中に、
チンさんに突っつかれてしまい、
新らしくなった風切り羽をパタパタさせていました。
ところで、
今朝。
1羽の滞在組のオオハクチョウさんが飛びました。
いや、
正確に言うと、
飛んだというよりは、
水面を水かきで蹴って、
走ったといった方が良いでしょう。
その仔は、
ケガの後遺症で右羽がずれ落ちいるミルクちゃんでした。
換羽が終わってひと月以上が経ち、
初めてのことでした。
おそらく、
新しく来たメイちゃんが気に入らないのか。
それで、
威嚇するために、
ミルクちゃんが飛んだようです。
そのあと、
ミルクちゃんは、
チンさんと一緒に、
大きな声をあげていました。
怪我をして北へ帰ることが叶わなくなった滞在組にとって、
「飛んだ!飛んだ!飛びたい!」
という思いは、
飛んだことがあるものでなければ、
わからない思いなのでしょう。
(飛んだミルクちゃん🦢)
(数秒後に着水するミルクちゃん🦢)
とても感動する、そして切なくなる、なんとも言えない気持ちが押し寄せてきますね。
シベリアに帰れなければ、飛べなくてもおなじなのか、少しでも飛べれば気分が違うのか。
わからないけど、飛ぶことって、とりさんにとって本能そのものなんですよね。
ういさんへ
こんばんは!
換羽が終わってから、ミルクちゃん、ティちゃん、アドちゃん、メイちゃんまでもが、
飛ぼうとしていたのを見ました!
飛べなくなっても飛びたい!
一回飛んだことがあるハクチョウさんたちにとって、
飛んでいたときの優越感を忘れられないのかなとも思いました!🦆