今朝。
Duck4の定点ポイントには、
108羽のハクチョウさんがいました。
うち幼鳥が22羽で、幼鳥率が20.3%でした。
昨日までいたはずのコハクチョウさんの群れも
ほとんどいなくなり下流域には、2羽のコハクチョウさん。
3羽のオオハクチョウさんのみでした。
そのうち1羽が滞在組のチンさん。
他の滞在組と別れて別行動をしていました。
フィールド調査を終えてまた戻ると、
チンさんだけが浅瀬に座り込んで寝ていました。
ところで、
いつものここで越冬していた飛来組のオオハクチョウさん。
5羽の幼鳥を連れたカスバートさん一家。
6羽の幼鳥を連れたブライスさん一家。
また、スミスさん一家はまだ居残っています。
今朝も、スミスさん一家がやってきて、
「クワ!クワ!」鳴いて朝の挨拶をしてくれました。
おそらく、「まだ、行かないよ!もう少しここにいるよ!」
とでもDuck4に行っていたのかもしれません。
再び、中洲付近の浅瀬に戻ると、
片方の水かきがないキリちゃんが羽をバタバタさせながら
歩いて来ました。
長距離を歩くときには、キリちゃんは羽を羽ばたかせながら
遠心力を生かして前に進みます。
そうすると、水かきがない片方の足への負担も軽減されるからです。

(羽をバタバタさせてやってきたキリちゃん🦢)

(キリちゃんの足🦢)
キリちゃんとは、昨シーズンからのお付き合いなので2シーズンになります。
あの片方の水かきがないのに、よくぞまた戻って来られたと、
とても嬉しく思っています。
なので、キリちゃんには、なるべくひもじい想いをしないように、
見守り保護活動を重点的に行ってきました。
食べやすいようにレタスの葉っぱ。
また他のハクチョウさんやカモさんがいないときには、
水位が深い泳げるところで配合飼料をあげました。
今朝は、100羽ほど残っていましたが、
これから南風が吹くたびに、
ここで越冬していたハクチョウさんも離れるはず。
そのどこかのタイミングでキリちゃんも春の渡りでここを離れます。
それまで、キリちゃんを温かく見守っていくつもりでいます。

(キリちゃん🦢)
(キリちゃんの歩く姿🦢🎞)
キリちゃんの動画を見て驚きました❗️
私が思っている以上に歩くのに苦労していたからです。あの足で帰ったなんて奇跡ですよね。
もしかしたら余程翼周りの筋肉がついているのかもしれません。
キリちゃんの奇跡が奇跡でなくなるくらい、そう何年も当たり前のようにキリちゃんの顔を見れるように願ってやみません。
ういさんへ
こんばんは!
キリちゃんは歩くののはかなり苦労していますね!
水かきがない足を杖代わりに歩くようですね!
なるべくは水辺にいたいのですが、どうしてもというときには飛んで来ますね!
また羽をバタバタさせて遠心力で前に進もうとしますね!
キリちゃんが2年連続で戻って来てくれたことこそが
まさに奇跡ですよね!
接しているとキリちゃんの生きる逞しさを感じております!🦢